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パーキンソン病の検査

パーキンソン病の診断では検査を行います。
パーキンソン病の症状は他の病気と似ている部分があるため、
どの病気なのかを明確にするために検査が必要になります。

 

そこでパーキンソン病の診察時に行う可能性がある検査についてご紹介します。

 

診断時に行う可能性のある検査

嗅覚検査

嗅覚のテストでOSIT-Jという検査が行われる場合があります。パーキンソン病は発症前から嗅覚が低下するために行われる検査です。12種類のニオイが用意されており嗅覚の同定能力:(何のニオイかわかる能力)を検査できます。

 

ヘッドアップティルト試験

起立性低血圧(立ちくらみ)の有無がわかる検査です。パーキンソン病は起立性低血圧をきたすことが多いのでこの検査を行います。また、ヘッドアップティルト試験は失神の原因を調べる検査でもあります。

 

終夜睡眠ポリグラフ検査

睡眠障害を診断するための検査です。パーキンソン病によってレム睡眠行動障障害となることがあります。また、パーキンソン病の発病前からレム睡眠行動障害が現れていたケースもあります。

 

長谷川式簡易知能評価スケールとMMSR検査

ともに認知症を診断する簡易テストです。
パーキンソン病は認知症を合併することがあるため検査が行われます。

 

ハミルトンうつ病評価尺度

うつ病の診断に役立つ心理検査です。
パーキンソン病はうつ病を合併することが多いのでこの検査が行われる場合があります。

 

嚥下造影検査

嚥下障害の病態を詳細に評価できる検査です。
パーキンソン病では嚥下がうまくいかないことがあるので行われる検査です。

 

血液検査

パーキンソン病は血液検査で異常はでません。異常がある場合には他の病気・原因が考えられるので検査を行います。また、パーキンソン病には家族性パーキンソン病といい遺伝する場合もあるので遺伝子検査のために血液検査を行う場合があります。

 

CT・MRI検査

CT・MRI検査などで脳の画像の検査でパーキンソン病を診断します。パーキンソン病では画像で異常がみられません。そのため、パーキンソン病に近い症状でも脳に異常があった場合は他の病気と診断できるためパーキンソン病の診断時にも画像検査を行うのです。

 

MIBG心筋シンチグラフィー検査

心臓の自立心家の動きをみる検査です。パーキンソン病では心臓を含む全身の自律神経系に異常が見られます。そのため、パーキンソン病ではこの検査で異常出るのでパーキンソン病の診断に有用なのです。

 

ドパミントランスポーターシンチグラフィ

黒質線条体ドパミン神経の状態が把握できる検査です。パーキンソン病ではドーパミントランスポーターが減少します。この検査ではそのドーパミントランスポーターを評価できます。ですから、パーキンソン病の診断に有用なのです。

 

パーキンソン病の診断では上記の検査を受けることがあります。
パーキンソン病による異常は確認できない検査もありますが、
その場合は他の病気の可能性があるために行われます。

 

パーキンソン病の診断を慎重に行うためには多くの検査も必要なのです。