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日常生活で気をつけること

 

パーキンソン病だからと言って普段の生活を変える必要はありません。
むしろなるべく人に頼らずに自分で出来ることは全て自分で行わせるようにして下さい。
病気の初期には特に制限もなく趣味などを楽しんで、今までと同じように生活する事が出来ます。

 

日常生活の動作がリハビリになりますし、身体を動かさないと筋肉や関節が固くなってしまします。
筋肉や関節が固くなると何事にも消極的になりがちなので、余計に身体を動かしたくなくなります。
積極的に身体を動かすことが体調の回復につながります。
ただ、無理な動作は無理をせずに家族や介護の方が助けてあげて下さい。

 

なるべく自分で身の回りの事をするには、日常生活の中で様々な工夫が必要になってきます。

 

日常生活での注意すること

 食事

他の病気で医師から食事制限を受けていないのであれば、食事制限は必要ありませんが、
便秘予防の為にも食木繊維の豊富な物をたくさん食べるようにして下さい。

 

水分不足になると発熱や症状の悪化につながるので、水分も適度に取りましょう。
一度の食事で少量しか食べられないなら、回数を増やすなどの工夫をすると良いでしょう。

 

食事の際、姿勢が安定しないと喉を詰まらせる事がるので、
両足の裏がしっかりと床に届く椅子を使いましょう。
スプーンやフォークもグリップ部分が大きく握りやすい物を使いましょう。

 

 飲酒・喫煙

お酒やタバコの制限はありませんが、酔うと転倒の危険が増すので注意が必要です。
また、薬との兼ね合いがありますので事前に医師に確認するようにして下さい。

 

 入浴

浴槽をまたぐ時に転倒の危険があるので、壁や浴槽に手すりを付けましょう。
また、浴槽や風呂場の床は滑りやすいので滑り止めのマットを敷くとより安全性が増します。
入浴時は誰かが近くにいて声を掛けて安全を確認してあげるなどの配慮も大切です。

 

 トイレ

トイレは立ち上がりやすい洋式の便器にし、壁には手すりを付けましょう。
和式だと立ったりしゃがんだりする動作の普段が大きく、
しゃがんだ体勢でじっとしているのも辛いです。

 

 衣類

着替えをする時は片足を上げたりするので、体勢を崩しやすいので、
椅子やソファーなどに座ってゆっくりと行って下さい。

 

衣類はボタンの付いていないマジックテープタイプの物や
ファスナーで簡単に脱着出来る物を用意すると良いでしょう。

 

 寝具

マットレスは固めの物にし、ベッドの高さは腰掛けた時に容易に立ち上がることの出来る高さにして下さい。掛け布団もなるべく軽い物を選びましょう。

 

 住環境

ちょっとした段差で転ぶ事もあるので、段差に色の付いたテープを貼って
目で見て段差だと目視しやすいようにしたり、スロープを付けるのも一つの手段です。

 

使用頻度の高い食器は一番出し入れのしやすい高さに配置したり、
使用頻度の高い洋服もタンスの中段くらいにすると取りやすくなります。
他にも電話の高さなども扱いやすい高さに調節すると普段の生活がぐんと楽になります。